以下は、ソーシャルネットワークサービスサイト「mixi」で僕が書いた、2007年の漫画の講評すると共にランク付けしたものです。掲載当初のものに少し手を加えましたが、大して変わりません。mixi退会記念ということでこの日記だけ抜粋しました。今見てみると、結構驚きがあったりしますね。例えば、『ARIA』とか『鋼の錬金術師』とかはランクインしてないんだ、ふーん。とか。ではどうぞ。↓
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。漫画のレビューを始めたきっかけがこのランキングをやるということのようなものでして、つまりそういうわけです(どういうわけだ)。前回の日記の訂正も併せて。昨年を通して買った漫画は193冊でした。見栄張りすぎました。
それでは行きたいと思います。
----------
第10位 デッドマン・ワンダーランド / 片岡人生・近藤一馬

「交響詩篇エウレカセブン」を描いていた両先生の新作ということで本誌掲載時も1話を読みましたが、『無実の罪で殺し合いをさせられる』といった狂った世界観に圧倒されました。1話目でクラスメイトが全員殺されるのでショックも大きいですが、これは問題作でもありかなりの期待作でもあります。
第9位 夏のあらし! / 小林尽

小林先生の新作ということで注目していましたが、表紙の女の子の可愛さとは裏腹に第二次大戦の恐ろしさを物語ったタイムリープものでした。実際に戦争を経験なさった方のインタビュー等から戦時中の街の風景を描いているので説得力ありますよ。
第8位 CLOTH ROAD / 倉田英之・okama

僕の中ではこれ以上ないと言っていいくらいの豪華なタッグです。倉田先生の緻密なストーリー構成と、okama先生の繊細でとても綺麗な画面、恐らく総合的な評価で言ったらこれが1位になるべきなんでしょうが、他の上位の作品に比べやや突出したものはなかったかなと。
第7位 BLOOD ALONE / 高野真之

僕は電撃大王を読まないので、これは初め全くの表紙買いでした。最初の方はミサキが普通の女の子のようにクロエに接するという言ってみれば和み作品だったのが、最近になって妙にシリアスに。従来の吸血鬼のように強いわけでは決してなく、むしろ弱い面の方が大きいミサキ。それを守るクロエがかっこいいんですよ。
第6位 魔法先生ネギま! / 赤松健

赤松先生の「ラブひな」はかなり前に読んだことがあったんですが、こっちは登場人物の多さに断念していました。しかしこれが読んでみると面白いんですね。1週間もしないうちに全部読んだんですが、まんまと赤松ワールドにはまってしまいました。個人的には長瀬さんと雪広さんがお気に入り。
第5位 ONE PIECE / 尾田栄一郎

僕が漫画を語る上でこれを外すことは未来永劫ないでしょう。このワクワクする気持ちと敵を倒したときの爽快感が何とも言えません。最近ではかなり難解な騙し合いを描いてみたりと新しい分野を開拓していますが、読んでいて笑って泣けて主役達に思いっきり感情移入できるという部分は当初から全く変わっておらず、すごいところですね。
第4位 宙のまにまに / 柏原麻実

この漫画を読んでいると、片手に持ったまま夜の空を見上げたくなります。そういう全く興味のないものへ感心を抱かせるほど引き付けるところもすごいですが、それが出来るのも愛らしい登場人物たちのおかげです。”青春”というと体育系の部活のお話が真っ先に上がりますが、僕はこれを推したいと思います。
第3位 てるてる天神通り / 児玉樹

1巻にしてこれは文句なしの順位です。もう読者(というか主に僕)の好みをわかってて描いているとしか思えないほど完全にツボです。1巻ということでまだ前作「Canvas2」ほどではないのですが、これはまたすごいのが来そうです。何のヒネリもなくメインの御菓子(みかこ)さんがいいですね。この主人公のツンデレっぷりも好き。今後が楽しみな作品です。
第2位 よつばと! / あずまきよひこ

おしい! 昨年だったならば堂々1位を飾っていたでしょう。もう何も特別なものはいらないんです。よつばがいる日常があるだけでいいんです。ファンタジーやあり得ないラブコメ、たくさんの漫画を読んできましたが、この漫画を読んでから何でもない日常が幸せなんだと改めて気づかされます。ああ、牧場行きたい…。
第1位 未来日記 / えすのサカエ

私の2007年の1位はこれで決まりです。12人の男女がそれぞれの『日記』を駆使して殺し合う。それだけだったら普通の面白さだと思うんですが、この漫画には心理的な駆け引きと、味方のはずなのに常に気が置けないパートナーがいるというところがミソです。僕がこの漫画を見て本格的にヤンデレが好きになってしまったのは内緒の話…(笑)
----------
番外編 ささめきこと / いけだたかし

これはランク外ですが、紹介しておきたい作品でしたので。はっきり言ってこれは百合漫画なんですが、主人公の女の子が親友の女の子に恋してしまい、しかも相手は別の子が好きという、何とも救われない話なのですが、ただ悲壮に話が展開するのではなく、主人公が決してめげない姿がとても良いのです。
----------
いかがだったでしょうか。かなりランク付けは熾烈を極めました。今年は良作が多かったのかもしれません。大半の人にとっては全く知らない漫画だろうと思いますが、どれも読んで損はない漫画です(「ささめきこと」は女子には向かないと思いますが)。上位の作品は特にオススメですので、機会があれば読んでみて下さると嬉しかったり。
ではでは、この辺で。 |